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ゆだ苑に220万円 31回目 連合山口が寄付

 連合山口は26日、山口市元町の県原爆被爆者支援センターゆだ苑に活動費として約220万円を寄付した。傘下の35労働組合から募り、7月に周防大島町で開いた被爆ピアノのコンサートでの募金も充てた。

 センターを訪れた伊藤正則事務局長(55)が「約6万人の気持ちです」と岩本晋理事長(76)に寄付の目録と組合員が折った鶴2千羽を手渡した。岩本理事長は、寄付金や行政からの助成金で成り立つゆだ苑の厳しい現状を説明。「寄付なしに被爆者支援活動は成り立たない。ありがたい」と感謝した。

 寄付は1989年から毎年続け今回で31回目。折り鶴は9月6日に同市江良の原爆死没者之碑前である追悼式典「山口のヒロシマデー」で碑に手向ける。(原未緒)

(2019年8月27日朝刊掲載)

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