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ヒバクシャ署名 三次市長応じる

 三次市の福岡誠志市長は28日の記者会見で、日本被団協が呼び掛け、核兵器禁止条約の締結を全ての国に求める「ヒバクシャ国際署名」に応じたことを明らかにした。福岡市長は4月の市長選で初当選し、前任の増田和俊氏は署名していた。

 広島県原水協などの求めに応じ、7月30日に署名した。条約に署名、批准していない日本政府の対応について福岡市長は「広島市長は(今年の平和記念式典の平和宣言で)姿勢を表明した。被爆県・広島の市長の一人として、歩調を合わせて政府に働き掛けたい」と述べ、批准・署名を求める平和首長会議(会長・松井一実広島市長)などの動きに同調する意向を示した。

(2019年8月29日朝刊掲載)

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