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米軍機低空飛行訓練の中止訴え 中区で集会

 米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの国内配備の撤回と、米軍機の低空飛行訓練の中止を求める集会が6日、広島市中区の原爆資料館東館であった。NPO法人ピースデポ(横浜市)の湯浅一郎代表が講演した。

 米軍機の訓練ルート近くにある全国174自治体から回答を得た昨年のアンケートを紹介した。約7割が低空飛行の説明を受けていないとし、「自治体の不満が募っている」と指摘した。具体的な訓練内容も不明と強調。「中四国、九州などの住民が連携して実態を監視するべきだ」と訴えた。

 集会は、米軍機の低空飛行訓練の中止などを求めて5月設立する市民団体の準備会が企画。約40人が参加した。

(2013年4月7日朝刊掲載)

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