×

ニュース

永田町発 Weekly みどりの風 亀井亜紀子幹事長(参院島根)

憲法改正の動きけん制

 「まずは憲法改正手続きを定める国民投票法が生きるよう、制度設計を急ぐべきだ」。10日の記者会見で、改憲発議要件を緩和する96条改正を目指す他党の動きをけん制した。

 同法付則をめぐっては、選挙権と成人の年齢を18歳に引き下げる問題が未決着。「改憲に反対ではないが、その条件を整える必要がある」と訴える。

 「占領憲法」との言葉に違和感も覚えるという。「連合国軍総司令部(GHQ)の草案では一院制だったのに、日本の意思として二院制を勝ち取った。そうした現行憲法の成り立ちを、国民全体で冷静に考えてほしい」

(2013年4月14日朝刊掲載)

年別アーカイブ