8ヵ国語説明板一新 「平和の池」 広島西RC寄贈
19年11月1日
ローマ法王の広島訪問を24日に控える中、原爆慰霊碑(広島市中区)そばの「平和の池」に設置されている説明板が31日、一新された。広島西ロータリークラブが劣化した8カ国語の説明板を作り直し、市に贈った。
作業員がこの日、ガラス製の説明板(縦60センチ、横90センチ、厚さ1センチ)8枚を設置した。「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文の訳などが、最新のレーザー技術でガラス内部に刻み込まれている。8カ国語は日本語や英語、フランス語、中国語などで従来と同じ。
説明板は2008年、広島、山口両県の73のロータリークラブでつくる「国際ロータリー第2710地区」が寄贈。一部の塗装が剝げるなどして読みにくくなったため、同クラブが来年の創立50周年を記念して作った。
同クラブの斉藤昭一会長は、ローマ法王の広島訪問や来年の東京五輪・パラリンピックを踏まえ「海外から多くの人が訪れる機会にタイミングよく設置できてよかった」と話した。(久保田剛)
(2019年11月1日朝刊掲載)
作業員がこの日、ガラス製の説明板(縦60センチ、横90センチ、厚さ1センチ)8枚を設置した。「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文の訳などが、最新のレーザー技術でガラス内部に刻み込まれている。8カ国語は日本語や英語、フランス語、中国語などで従来と同じ。
説明板は2008年、広島、山口両県の73のロータリークラブでつくる「国際ロータリー第2710地区」が寄贈。一部の塗装が剝げるなどして読みにくくなったため、同クラブが来年の創立50周年を記念して作った。
同クラブの斉藤昭一会長は、ローマ法王の広島訪問や来年の東京五輪・パラリンピックを踏まえ「海外から多くの人が訪れる機会にタイミングよく設置できてよかった」と話した。(久保田剛)
(2019年11月1日朝刊掲載)