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廿日市の団体 抗議文を送付

 米海兵隊岩国基地の戦闘機部隊で規則違反が横行していた問題で、廿日市市の住民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」は、米大使館と米海兵隊に抗議文を送付した。

 駐日臨時大使と岩国航空基地司令官に宛て、戦闘機部隊で手放しの操縦や飛行中の読書などが発覚したことについて「重大事故につながりかねない」と指摘。市民から不安の声が上がっているとし、原因究明と、安全が確保できるまで飛行しないよう求めている。

 同団体は、日本の外相、防衛相、広島県の湯崎英彦知事、廿日市市の松本太郎市長にも文書を送付。安全確保ができるまで米軍機の飛行停止を米側に求めるよう要請している。

(2019年11月7日朝刊掲載)

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