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[法王 被爆地へ] 平和公園や空港 禁止区域に指定 23~26日

 ローマ法王フランシスコの24日の広島訪問に伴い、23~26日の4日間、広島空港(三原市)や平和記念公園(広島市中区)一帯が小型無人機ドローンなどの飛行禁止区域になる。テロ対策などが目的で、ドローン規制法に基づいて茂木敏充外相が指定する。

 広島県警警備課によると、禁止区域となるのは、同空港と同公園の周辺おおむね300メートルの範囲内。既に航空法で重さ200グラム以上のドローンなどの飛行が高さ150メートル以上の上空と民家の密集地の上空などで禁止されているが、期間中は重さや高さに関係なく、ドローンなどの飛行が禁止となる。

 ローマ法王は23~26日に日本に滞在し、24日に被爆地の広島と長崎を訪れ、核兵器廃絶のメッセージを発信する。ドローン飛行の規制について県警は日本語と英語、韓国語、中国語の啓発ポスターを広島空港やJR広島駅などに張り出し周知する。(山崎雄一)

(2019年11月20日朝刊掲載)

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