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G8議長 平和へ決意 原爆資料館で直筆書展示

■記者 水川恭輔

 昨年9月の主要国(G8)下院議長会議(議長サミット)で被爆地・広島を訪れた各国議長の直筆メッセージが、原爆資料館(中区)の本館ロビーで展示されている。8月31日まで。

 サミットの参加議長たち9人が滞在中に、市民の歓迎への感謝や資料館を訪れた感想、核兵器削減に向けた決意などをA4用紙1枚にそれぞれ記した。

 ロシアのグリズロフ国家院議長は「核などの大量破壊兵器の不拡散体制のさらなる強化」の重要性をつづっている。所蔵する同資料館は「文面からは、各国議長たちの平和を願う素直な思いが伝わってくる」と説明。直筆展示の終了後も複製を掲げる。

(2008年3月31日朝刊掲載)

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