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被爆者支援など9団体に100万円 生協ひろしま

 生協ひろしま(廿日市市)は、被爆者支援や被爆体験の継承に取り組む県内9団体に計100万円の支援金を贈った。2012年夏に、組合員から集めた平和募金の一部を充てた。

 広島市西区民文化センターで贈呈式があり、林辰也理事長(73)が二つの県被団協に各15万円、原爆症認定訴訟を支える「被爆者支援広島ネットワーク」など7団体に各10万円の目録を手渡した。

 同ネットワークの有村洋介事務局長(71)は「原爆症認定訴訟の行方は福島第1原発事故の被災者救済の在り方にも影響を与える。運動を続けたい」と感謝の言葉を述べた。

 贈呈は14回目。昨年夏の募金呼び掛けに、約266万円が寄せられた。残りは生協ひろしまの組合員向けの平和学習などに使う。

(2013年4月22日夕刊掲載)

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