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国会議員靖国参拝 中国地方は6人 自民4人 維新が2人

 超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」による23日の集団参拝に、中国地方選出の国会議員は自民党、日本維新の会の計6人が参加した。中国、韓国が反発を強める中、他の議員からは、慎重な対応を求める声も上がった。(1面関連)  本人が参拝したのは、自民党が逢沢一郎氏(岡山1区)山下貴司氏(同2区)橋本岳氏(同4区)竹下亘氏(島根2区)の4人。維新の会が平沼赳夫氏(岡山3区)坂元大輔氏(比例中国)の2人。

 参拝後、逢沢氏は「国会議員として参拝した。英霊のみ霊が安らかなることを願う」。竹下氏は「国のために殉じた英霊に参拝するのは当然。外国がどうこう言う問題ではない」と話した。

 中国や韓国の反発を懸念する声も。自民党参院幹事長の溝手顕正氏(参院広島)は23日の会見で「今がグッドタイミングとは思わない」と疑問視。公明党幹事長代行の斉藤鉄夫氏(比例中国)は「海外の声に耳を傾ける必要がある」と苦言を呈した。

 岸田文雄外相(広島1区)は閣議後の会見で「安倍内閣の一員として、外務大臣として適切に対応したい」と述べた。(城戸収、坂田茂、藤村潤平)

(2013年4月24日朝刊掲載)

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