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雲南市長が原発を視察 安全対策チェック

 島根県雲南市の速水雄一市長は25日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)を視察した。中電に立地自治体並みの安全協定の締結を求める立場から安全対策をチェックした。

 市議21人と島根原発を訪問し、岩崎昭正所長から説明を受けた。1~3号機を囲む海抜15メートルの防波壁や、完成間近の3号機の原子炉などを見て回った。

 視察後、速水市長は「万全を期す対策を体感できた。隣接市と情報を共有し、中電との安全協定締結に向け努力したい」と述べた。

 同市と同様に島根原発30キロ圏の安来市は18日、境港市は19日にいずれも市長が視察した。米子市長も30日に訪れる予定。

(2013年4月26日朝刊掲載)

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