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チェルノブイリ事故27年 脱原発訴え座り込み 中区

 旧ソ連ウクライナで起きたチェルノブイリ原発事故から27年の26日、広島市内で脱原発を求める座り込みや街頭活動があった。

 県原水禁と県平和運動センターは、原爆慰霊碑前で正午すぎから約30分間、座り込みをした。被爆者や労働組合員たち65人が参加し、「核と人類は共存できない」と記した横断幕を掲げた。

 県原水禁の佐古正明代表委員(52)が「国は原発再稼働を急いでいる。反対の声をたくさん上げよう」と訴え、政府にエネルギー政策の転換を求めるアピール文を採択した。

 中区の中国電力本社前では、市民団体「上関原発止めよう!広島ネットワーク」のメンバーが「国は直ちに全ての原発の廃炉を決定すべき」と書いたチラシ500枚を通行人に配った。(山本乃輔)

(2013年4月27日朝刊掲載)

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