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ホロコーストの被害実態知って 福山の記念館 25日から公開講座

 福山市御幸町のホロコースト記念館で25日から、7月の開館25年を記念した連続公開講座がある。21日まで参加者を募集している。

 25日の初回は、アウシュビッツ強制収容所の実態や、解放後の状況などを解説。2月29日の第2回は、杉原千畝がユダヤ難民に「命のビザ」を発行するまでの経緯や関わった人々を、同館のテキストを基に学ぶ。また両回を通して、大塚信館長が25年間の活動を振り返る講演もある。

 今年はアウシュビッツ解放とアンネ・フランクの没後75年、杉原千畝の生誕120年でもあるとし、幅広い参加を呼び掛ける。

 いずれも午後2~4時。初回は資料代200円、第2回は400円。1回のみの参加も可能。電話やファクス、メールで申し込む。同館☎084(955)8001。

(2020年1月10日朝刊掲載)

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