米大統領ヒロシマ訪問に期待 「招待状運動」の関係者
09年4月6日
■記者 吉原圭介
オバマ米大統領が今年後半に来日する方向で日米政府が調整していることが分かった2日、「被爆地広島にぜひ」と手紙を書く運動をしている関係者の間で期待が高まった。実現すれば現職大統領初の訪問になるだけに、キャンペーンの盛り上げを図る。
中国新聞に連載中の「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」は昨年11月「おいでよオバマさんプロジェクト」を始め、招待状となる手紙を募集。中高生たちから335通が集まった。英訳が終わり、届ける方法を模索している段階だ。
ジュニアライターの広島なぎさ高1年岩田皆子さん(15)は「早く渡し、広島に来る可能性を少しでも高めたい」と意気込む。
手紙の翻訳ボランティアをした広島市安佐南区、主婦藤崎亜紀さん(35)は「広島で核兵器廃絶に向けた力強い演説を世界に向けて発信してほしい」と望む。
被爆者7団体も手紙を関係者に託している。広島県被団協の坪井直理事長(84)は「いいニュース。早急に、もう一度行動を起こすことを考えたい」と話している。
(2009年4月3日朝刊掲載)
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(2009年4月3日朝刊掲載)
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