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広島の若者が見た戦争 自主映画「おはぎ」8日上映

 広島市で自主映画の製作・上映をしているグループ「Hiroshima ピープルズ」の新作映画「おはぎ」(山中富雄監督、約1時間)が8日、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザで上映される。地元の若手タレントや俳優が出演し、若者の視点から戦争を描く。

 第2次世界大戦中の広島が舞台。海軍兵学校を卒業した太郎(田中翔貴)は、看護師の美沙(菜々瀬まい)と出会い、恋心を抱くが―。地元のテレビやCMに出演するタレントの菜々瀬が呉市などを取材し、初めて脚本を執筆。県内各地で撮影した。

 上映は午後3時、6時半からの2回。トークや他作品の上映もある。各回1200円(前売り千円)。以降、3月1日まで計5日、広島、廿日市の両市で「おはぎ」などの上映会がある。詳細は「Hiroshima ピープルズ」のホームページに掲載。(西村文)

(2020年2月1日朝刊掲載)

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