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憲法テーマに音楽劇 広島市中区であす

 憲法をテーマにした市民ミュージカル「憲法の底力―九条改正はイケン」が3日、広島市中区大手町1丁目の県民文化センターで上演される。

 全5幕で、オリジナルの10曲に合わせた歌や踊りで構成する。一般家庭を舞台に、労働権や思想・信条の自由など憲法が保障する権利を分かりやすく伝える。憲法9条改正をめぐり、「ヤベ首相」と若者が賛成、反対の立場で議論を交わす場面もある。

 弁護士たちでつくる実行委員会による「2013年憲法集会」の一環。出演する小学1年生から70代までの約60人は2月下旬から週2回、演技や振り付けを練習してきた。

 集会は午後1時半から。ミュージカルに先立ち、漫画「はだしのゲン」を基にした講談で知られる講談師神田香織さんの講演もある。参加費は当日で大人2200円、小中高生1200円。事務局の石口俊一法律事務所Tel082(222)0072。(長久豪佑)

(2013年5月2日朝刊掲載)

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