×

ニュース

憲法記念日 県内でも催し 9条改正「賛否は?」 山口 市民団体が街頭調査

 憲法記念日の3日、安倍政権が夏の参院選で争点に掲げる方針を示したのを受け、有権者の関心が高まっている「憲法改正問題」を考える催しが岩国市や山口市であった。

9条改正「賛否は?」

山口 市民団体が街頭調査

 山口市の市民団体「憲法を活(い)かす市民の会・やまぐち」は同市米屋町の商店街で、憲法9条改正の賛否を問う街頭アンケートをした。

 9条を「守る」「変える」「わからない」を示すボードにシールを貼ってもらう形式。共同代表世話人の草地大作さん(39)ら8人が1時間実施し、守る85人▽変える20人▽わからない31人―だった。

 大阪府茨木市から帰省中の会社員鬼村綾也佳さん(24)は「日本のいいところである平和や憲法について考える機会になった」と話していた。

 同会は2日は防府市で実施した。「9条全国投票の会」の呼び掛けで全国50カ所で実施され、今月中に結果をまとめて政府と国会へ送る。(藤田龍治)

(2013年5月4日朝刊掲載)

年別アーカイブ