NPT会議へ活動再開 「核兵器ない世界」野党系議連
20年2月28日
立憲民主党や国民民主党などの野党系議員でつくる「核兵器のない世界を目指す議員連盟」は27日、参院議員会館で総会を開いた。被爆75年の今年に米ニューヨークで開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、約半年ぶりに活動を再開させた。
会長の岡田克也元副総理や事務局長代理の森本真治氏(参院広島)、福山市出身の塩村文夏氏(参院東京)たち7人が出席。外務省の担当者から核軍縮政策の説明を受けた。
森本氏が「日本政府として核兵器禁止条約への参加を議論する余地はないのか」と尋ねると、外務省の担当者は「今の安全保障環境の中ではシミュレーションする考えはない」と答えた。
次回は有識者を招いて3月12日に勉強会を開く予定。その後も勉強会を定期的に開き、NPT再検討会議が始まる4月下旬までに提言書をまとめたい考え。(河野揚)
(2020年2月28日朝刊掲載)
会長の岡田克也元副総理や事務局長代理の森本真治氏(参院広島)、福山市出身の塩村文夏氏(参院東京)たち7人が出席。外務省の担当者から核軍縮政策の説明を受けた。
森本氏が「日本政府として核兵器禁止条約への参加を議論する余地はないのか」と尋ねると、外務省の担当者は「今の安全保障環境の中ではシミュレーションする考えはない」と答えた。
次回は有識者を招いて3月12日に勉強会を開く予定。その後も勉強会を定期的に開き、NPT再検討会議が始まる4月下旬までに提言書をまとめたい考え。(河野揚)
(2020年2月28日朝刊掲載)