×

ニュース

海越えて靴贈る 写真で活動紹介 中区で展示

 中高生に呼び掛け、卒業生が残した靴を洗ってアジアやアフリカなどに贈っている広島市西区の国際支援団体「ISPの会」(大元妙子代表)の活動を報告する展示会が、中区の合人社ウェンディひと・まちプラザで開かれている。活動開始から15年を迎え、同会が企画した。7日まで。無料。

 写真やメッセージをちりばめたパネル8枚を展示。写真には、靴を頭上に掲げて喜ぶタンザニアの子どもや、贈呈式に臨むザンビアの子どもたちの笑顔が並ぶ。靴を贈った広島市内の中高生も紹介している。

 2005年に始まった活動には、これまで同市と周辺の小中高27校が参加。15カ国に計約9千足を贈った。会場を訪れた音楽講師味香友子さん(61)は「写真の表情から、各国の子どものうれしさが伝わる。私も関わってみたい」とパネルに見入っていた。

(2020年3月5日朝刊掲載)

年別アーカイブ