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三次の低空飛行 事実関係の確認を要請 防衛局に共産県委

 広島県市の上空を4月30日に米軍機とみられる1機が低空飛行をした問題で、共産党広島県委員会は9日、中国四国防衛局に事実関係を確認し、米軍に低空飛行訓練の中止を求めるよう申し入れた。

 辻恒雄県議たち3人が広島市中区の広島合同庁舎にある防衛局を訪れ、申し入れ書を提出。「政府が現地調査をして実態を把握すべきだ」と訴えた。応対した基地対策室の中世古進也室長補佐は「本省と相談し適切に対応する」と答えた。

 低空飛行は4月30日午後1時55分ごろ、三次市作木町の作木小などの上空で目撃された。日米合同委員会の合意では学校や病院上空の飛行について「妥当な考慮を払う」と定めている。

(2013年5月10日朝刊掲載)

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