復興ソングできたよ 桜江小(島根)児童作詞で初披露
13年5月13日
東日本大震災被災地の福島県相馬市へ花の種を贈っている島根県江津市の桜江小5年生が作った詩が、復興の歌になった。現地で活動する鳥取市出身のシンガー・ソングライターhactoさん(39)が作曲。9日、同校で児童や保護者たち計約200人に披露した。
「小さな小さな夢のたね ぽつりそおっと芽を出した」「幸せ色した花々が ありがとうありがとうって咲きほこる」。被災地を元気づけようと児童が作った詩に曲が乗り「幸せ色した花々」となった。
hactoさんがテンポよく歌うと児童は目を輝かせ手拍子した。沢和芽(たくわ・めばえ)君(10)は「自分の言葉にすてきな曲が付いて感激した」と喜んでいた。
当時の教頭が花の種を相馬市に届けた2月、hactoさんと出会い、曲を付けてもらえることになった。3月に詩を託していた。「気軽に口ずさめるように明るく楽しいメロディーにした。児童がすぐに覚えてくれてうれしかった」とhactoさん。花の種を贈る取り組みのテーマ曲として、同市でも歌い、CD化も検討している。(黒田健太郎)
(2013年5月11日朝刊掲載)
「小さな小さな夢のたね ぽつりそおっと芽を出した」「幸せ色した花々が ありがとうありがとうって咲きほこる」。被災地を元気づけようと児童が作った詩に曲が乗り「幸せ色した花々」となった。
hactoさんがテンポよく歌うと児童は目を輝かせ手拍子した。沢和芽(たくわ・めばえ)君(10)は「自分の言葉にすてきな曲が付いて感激した」と喜んでいた。
当時の教頭が花の種を相馬市に届けた2月、hactoさんと出会い、曲を付けてもらえることになった。3月に詩を託していた。「気軽に口ずさめるように明るく楽しいメロディーにした。児童がすぐに覚えてくれてうれしかった」とhactoさん。花の種を贈る取り組みのテーマ曲として、同市でも歌い、CD化も検討している。(黒田健太郎)
(2013年5月11日朝刊掲載)