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　広島原爆で被害に遭った動植物の悲しみを描いた絵本「夾竹桃（きょうちくとう）物語　わすれていてごめんね」の絵画・書道・読書感想文事務局（三重県四日市市）は、絵本を読んだ中学生以下の作品を募集している。

　絵本は、被爆した夾竹桃の老木が、人間だけではなく、動物も原爆で悲惨な体験をしたことをハトに話すストーリー。広島市東区の弁護士緒方俊平さんが２０００年に出版した。

　募集する作品は、感想文（８００字以内）、絵画（八つ切り画用紙）、書（半紙、学年別に課題あり）の３部門。未就学児が応募できるのは絵画だけ。未発表の作品に限る。

　３５～４５人になる予定の受賞者は、保護者１人と一緒に、８月６日に広島市中区で開かれる平和記念式典に招待する。６月１０日（消印有効）までに学校名（園名）、学年、名前、住所、電話番号を作品の裏に（書は別の白い紙に、大きさは自由）書き、〒５１０―００７６四日市市堀木１の３の２５、絵画・書道・読書感想文事務局へ送る。Ｔｅｌ０５９（３５１）１９４４（平日の午前１０時～午後５時）。

（２０１３年５月１３日朝刊掲載）