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　米コネティカット州の中学生３人が１４日、広島県廿日市市の四季が丘中を訪問し、授業や部活動で生徒と交流した。生徒宅にホームステイし、２０日まで同校で学ぶ。

　授業で日本語を選択しているノーウォーク市のロートン中２年の男女３人で、２、３年のクラスに分かれて学んだ。漢字を行書で書く習字の授業では、見よう見まねで筆を走らせた。数学や音楽の授業にも加わり、放課後には芸術部の活動を体験した。

　メーチェン・ミランダさん（１４）は「みんなが親切に教えてくれる。日本語でもっと話しかけたい」。２年山本真有さん（１３）は「英語が通じてうれしい。アメリカの学校の話を聞いてみたい」と笑顔を見せた。

　ロートン中は、平和学習も兼ねて訪問した。市教委によると、市立中での外国の生徒の授業体験は例がないという。（村上和生）

（２０１３年５月１５日朝刊掲載）