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　平和記念公園（広島市中区）の慰霊碑などを案内する子どもガイドの養成講座が１８日、始まった。県生協連合会（同）の主催で７月まで５回開き、８月４日に全国の生協連合会から訪れる子どもたちを案内する。

　初回は中区の広島城で、県内の小学３年から高校２年までの１２人が参加した。「生協ひろしま碑めぐりガイドの会」の平岡満子代表（７２）＝東区＝が講師を務め、被爆地の歩みを学んだ。

　参加者はメモを取りながら、大本営跡や中国軍管区司令部の地下通信室跡などを２時間かけて歩いた。廿日市市の平良小５年岩崎和奏（わかな）さん（１０）は「原爆の怖さが身に染みた。メモしたことを伝えたい」と話していた。

　８月４日は、子どもガイドが平和記念公園を案内した後、広島国際会議場で平和について全国の子どもと語り合う。（野平慧一）

（２０１３年５月１９日朝刊掲載）