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外国人に宮島案内 こつ学ぶ 広島女学院大生

 広島女学院大(広島市東区)の学生が18日、通訳ガイドのボランティアグループから、世界遺産の島・宮島(廿日市市)を外国人に英語で案内する手ほどきを受けた。

 2年と4年の計7人が参加した。「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」の小倉桂子代表(75)たちと宮島を巡り、案内のポイントを教わった。

 小倉代表は、厳島神社でのさい銭の作法やおみくじを「多くの外国人の興味を引く」と解説。歴史民俗資料館などに靴のまま入ろうとする外国人がいるので注意するようアドバイスした。

 広島女学院大と友好提携している米セイント・エリザベス大の学生が30日から広島を研修に訪れるため、案内の方法を学ぼうと学生側が企画した。

 2年の蔭本光来(みく)さん(21)は「日本の文化を外国人の視点に立って考えるいい機会になった。本番に向けてしっかり準備をしたい」と意気込んでいた。(新山京子)

(2013年5月19日朝刊掲載)

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