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従軍慰安婦 「いつも心に悔しい思い」 広島で体験聞く会

 日本軍の従軍慰安婦だった韓国在住の吉元玉(キルウォンオク)さん(84)の体験を聞く集会が19日、広島市南区の市留学生会館であった。市民団体「日本軍『慰安婦』問題解決ひろしまネットワーク」が主催し、約230人が参加した。

 吉さんは「いつも心に悔しい思いがあり、日本政府を憎んでしまう」と胸の内を明かした。「日本政府はこの問題を長引かせるほど恥をかき、利益はない。一日も早く解決すべきだ」と訴えた。

 会場には、慰安婦は必要だったと発言した日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長に、謝罪と撤回を求める横断幕が掲げられた。

(2013年5月20日朝刊掲載)

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