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橋下氏発言に島根知事苦言 慰安婦

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦をめぐる発言について、島根県の溝口善兵衛知事は22日の記者会見で「政党の党首としての発言は国際的な影響を及ぼす。慎重な対応が求められる」と苦言を呈した。

 溝口知事は、橋下氏の「(慰安婦は当時)必要だった」などとする発言に対し、在米大使館など海外勤務の経験を踏まえ「米国では『考えが違う』と思う人が多いでしょうね」とも述べた。

 また、日本の過去の植民地支配と侵略を認めた1995年の村山富市首相談話を踏襲する自身の立場を強調した。

(2013年5月23日朝刊掲載)

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