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赤十字150年の歩み紹介 山口 中四国唯一の写真展

 赤十字150年の歩みを紹介する写真展が29日、山口市春日町の県立山口博物館で始まった。赤十字国際委員会と日本赤十字社が8都府県10カ所で開く写真展の一つで、中四国地方では山口市だけ。6月9日まで。

 29日は開会セレモニーを開催。日本赤十字社の二井関成県支部長が「活動を多くの人に知ってもらいたい」などと呼び掛けた。

 会場には約80点の写真パネルを展示。スイス人実業家の提唱で創設され、現在は188カ国・地域で紛争や災害の救護、物資支援などに当たっている赤十字の活動を紹介している。日本赤十字社は明治時代、西南戦争の負傷者の手当てをしたのを機に発足。原爆の被害を受けた広島で救護活動の中核を担った広島赤十字病院の1945年の写真もある。(柳岡美緒)

(2013年5月30日朝刊掲載)

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