合唱「平和の種」花開く 柳井中 原爆ドーム望み披露
13年5月31日
山口県柳井市の柳井中2年生約180人が30日、広島市中区の平和記念公園一帯を訪れた。原爆ドームを望みながら、自分たちで創作した合唱曲「平和の種」を被爆ピアノの伴奏で歌い上げた。
描こう 誰もが願う 平和な未来―。
原爆ドーム対岸の元安川親水テラスに並び、澄んだ歌声を響かせた。立ち止まって聞き入る観光客たちの姿もあった。西区の松岡俊和さん(70)は「素直に声が出ていて、素晴らしい。気持ち良く聞けた」と目を細めた。
生徒は平和学習として被爆証言のDVDを見て、詩をつづった。有志でつくる合唱実行委員が、集めた詩の言葉を歌詞にまとめ、メロディーも付けた。
この日、指揮をした窪田真歩副委員長(13)は「戦争は知らないけれど、伝えていかなければと思った」と目を潤ませていた。合唱後は、班別に中区の広島城や江波山気象館などを巡った。(折口慎一郎)
(2013年5月31日朝刊掲載)
描こう 誰もが願う 平和な未来―。
原爆ドーム対岸の元安川親水テラスに並び、澄んだ歌声を響かせた。立ち止まって聞き入る観光客たちの姿もあった。西区の松岡俊和さん(70)は「素直に声が出ていて、素晴らしい。気持ち良く聞けた」と目を細めた。
生徒は平和学習として被爆証言のDVDを見て、詩をつづった。有志でつくる合唱実行委員が、集めた詩の言葉を歌詞にまとめ、メロディーも付けた。
この日、指揮をした窪田真歩副委員長(13)は「戦争は知らないけれど、伝えていかなければと思った」と目を潤ませていた。合唱後は、班別に中区の広島城や江波山気象館などを巡った。(折口慎一郎)
(2013年5月31日朝刊掲載)