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若者に伝えたい 戦争と原爆被害 広島大で展示会

 広島に投下された原爆の惨状などを伝える「原爆と戦争展」が、東広島市鏡山の広島大中央図書館で開かれている。6月9日まで。

 戦時中の市民生活や各地の空襲、原爆の被害を写真や文章でまとめたパネル約150枚が並ぶ。千人針の手拭いや寄せ書きされた国旗など市民から寄贈を受けた展示品もある。

 31日午前10時~午後4時は、被爆体験を聞くコーナーを設ける。広島城(広島市中区)近くの兵舎で被爆したという東広島市西条中央の黒賀良則さん(91)は「二度と戦争を起こしてはいけないと、多くの若者に伝えたい」と話していた。

 原爆展を成功させる広島の会が開いた。午前9時~午後4時半(土、日曜は午前10時15分から)。無料。(新谷枝里子)

(2013年5月31日朝刊掲載)

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