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ヒロシマの思い 触れる夏 日本YWCAが「考える旅」 参加者・ボランティア募る

 公益財団法人日本YWCA(東京都千代田区)は8月7~9日、被爆地広島で原爆について学ぶ「ひろしまを考える旅」を地元の広島YWCAの協力を得て広島市内で開催する。中学生以上の参加者を募集している。

 この企画は1971年に始まった。今年は広島市文化交流会館(中区加古町)を拠点に実施。原爆資料館を見学し、被爆証言を聞くほか、市内のフィールドワーク、ワークショップなどを予定している。被爆前の爆心地周辺をコンピューターグラフィックス(CG)で再現した映像作品などを制作した、西区の映像作家、田辺雅章さんの基調講演「映像で訴える“ヒロシマの真実”~次世代へのメッセージ~」もある。

 対象は中学生以上で先着85人。参加費は中高生2万2千円、大学・大学院生2万3500円、一般2万6500円(2泊分の宿泊費が不要の人は各1万1千円下がる)。

 また、参加する中高生のサポートや運営を手伝うボランティアリーダーを5人募集している。対象は30歳以下で参加費のうち1万円を補助してもらえる。

 ともに、日本YWCAのホームページ(HP)に詳細な内容や申込用紙を掲載している。日本YWCATel03(3292)6121(月-金、担当・萩尾さん)。HPアドレスhttp://www.ywca.or.jp

(2013年6月3日朝刊掲載)

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