体験記や写真集展示 被爆75年で県立図書館
20年7月17日
県立図書館(広島市中区)は、被爆75年に合わせて貸し出し可能な原爆関係の所蔵資料をまとめ、館内で展示している。「記憶の中のヒロシマ」と題し、初めて企画した。12月27日まで。
破壊された市街地や重いやけどを負った人々の姿を克明に伝える「ヒロシマナガサキ原爆写真・絵画集成」をはじめ、被爆者の手記、証言集など約180点を展示。被爆者の体験談を記録したDVDもある。
主任司書の野村侑加さん(31)は「被爆者の高齢化が進み、証言を聞ける機会も減っている。被爆の実態に迫る資料を通し、平和の尊さを感じてほしい」と呼び掛けている。同館☎082(241)2299=月曜休館。(石下奈海)
(2020年7月17日朝刊掲載)
破壊された市街地や重いやけどを負った人々の姿を克明に伝える「ヒロシマナガサキ原爆写真・絵画集成」をはじめ、被爆者の手記、証言集など約180点を展示。被爆者の体験談を記録したDVDもある。
主任司書の野村侑加さん(31)は「被爆者の高齢化が進み、証言を聞ける機会も減っている。被爆の実態に迫る資料を通し、平和の尊さを感じてほしい」と呼び掛けている。同館☎082(241)2299=月曜休館。(石下奈海)
(2020年7月17日朝刊掲載)