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米戦闘機 芸北地域でも確認 目撃情報6件

 4日午前9時ごろ、広島県北広島町芸北地域で、米軍の戦闘機とみられる機体が低空を飛行した。町の騒音測定器で103・6デシベルを記録。町は県に報告し、中国四国防衛局を通じて事実関係を照会する。

 町によると、目撃情報は、同地域の八幡地区で5件、美和地区で1件あった。このうち1件は「会話が聞き取りづらくなった」という内容で、町は生活への被害があったとして、直ちに県へ報告した。通常は半年ごとにまとめて報告している。

 103・6デシベルを記録したのは、八幡出張所の騒音測定器。町が北部の支所、出張所計4カ所に独自に設置し1月に運用を始めて以降、最大とみられる。町内では、午前9時50分ごろにも、美和出張所と芸北支所で、71・7~81・6デシベルを記録した。町危機管理監は「事実関係の確認を進める」としている。(畑山尚史)

(2013年6月5日朝刊掲載)

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