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ミャンマーの今伝える 東広島の村上さんら 旅行重ね写真展

 ミャンマーに魅せられた東広島市のアマチュア写真家たち4人の作品展「民主化!後の ミャンマーを訪ねて」が4日、同市西条町御薗宇のフジグラン東広島2階、市民ギャラリーで始まった。9日まで。

 昨年12月に東部のシャン州ヘイホーやタウンジーを1週間かけて巡った際の50枚をA4判にして展示。標高約1500メートルにある少数民族村で暮らす子どもたちが特産の唐辛子をより分ける姿、パゴダと呼ばれる仏塔群の風景などが並ぶ。

 高校の非常勤講師村上章博さん(63)=西条町=が旅行で訪れた同国の風景や人柄に引きつけられた。友人を誘い2000年から計6回、撮影旅行をした。昨年12月は最大野党党首のアウン・サン・スー・チーさんの顔写真の看板があちらこちらに掲げられ、民主化を実感したという。

 午前10時~午後6時で無料。撮影メンバーから同国の現状も聞ける。村上さんは「政治が変化しても、人々の暮らしは脈々と続いている様子を見てほしい」と願っている。(新谷枝里子)

(2013年6月5日朝刊掲載)

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