シベリア抑留 元兵士ら会合 大和 三原市
13年6月6日
第2次世界大戦後、シベリアに抑留されるなどした元兵士でつくる「生き残り戦友会」が5日、広島県三原市大和町のホテルで会合を開いた。当時の陸軍中将が部下の兵士に宛てたという書が披露された。
会合には、福山市や三原市などの87~95歳の26人が参加し、親睦を深めた。書は、縦約1・5メートル、横約0・3メートルで、漢詩がしたためられている。中将の身の回りの世話をしていた島根県飯南町の那須幸吉さん(93)に感謝の意を込め贈られたという。
同会は県内在住者を中心に約70人でつくる。会合は毎年1回開かれ64回目。尾道市高須町の内海碁六さん(90)は「昔の仲間と会うと、つらいことも思い出す。戦争は決してあってはならない」と話した。
(2013年6月6日朝刊掲載)
会合には、福山市や三原市などの87~95歳の26人が参加し、親睦を深めた。書は、縦約1・5メートル、横約0・3メートルで、漢詩がしたためられている。中将の身の回りの世話をしていた島根県飯南町の那須幸吉さん(93)に感謝の意を込め贈られたという。
同会は県内在住者を中心に約70人でつくる。会合は毎年1回開かれ64回目。尾道市高須町の内海碁六さん(90)は「昔の仲間と会うと、つらいことも思い出す。戦争は決してあってはならない」と話した。
(2013年6月6日朝刊掲載)