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カタールと交流 公民館20年祝う 安佐北区アジア大会が縁

 1994年の広島アジア大会での「一館一国運動」を機にカタールとの交流を続ける広島市安佐北区の安佐公民館が8日、20年目の取り組みを振り返る催しを開いた。

 公民館と親睦を深めてきたカタールの天然ガス会社の日本連絡事務所(名古屋市)のアリ・アル・バケール総代表(47)を迎え、地元の清和中の3年生7人が、これまでの歩みを英語で発表。練習した「よさこいソーラン」も披露した。

 地域住民約30人も日本舞踊やお茶、歌でもてなした。アリ総代表は「アジア大会に参加した選手は今でも感謝している。さらに絆を大切にしたい」。生徒会長の木下紗瑛さん(14)は「日本と違うところがたくさんあるけれど、心が通じたのが分かった」と喜んでいた。(野田華奈子)

(2013年6月9日朝刊掲載)

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