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広島県三次市作木で低空飛行調査 共産県委員会

 共産党広島県委員会が10日、三次市作木町で今月4日にあった米軍機とみられる超低空飛行の現場を測量や聞き取りで調べた。

 調査場所は、飛行機が上空を通った同町の川の駅と江の川カヌー公園さくぎ。調査団は住民が写したEA6Bプラウラー電子戦機とみられる低空飛行の写真を基に、写っている電柱や屋根の方角などを測った。今後写真をさらに解析し、飛行高度などを割り出す。

 川の駅で撮影した地元NPO法人専務理事の田村真司さん(63)は「コックピットが見えるほどの低さだった」と証言。団長の辻恒雄県議は「騒音など住民の被害は深刻」とし、解析データを基に国や米側に低空飛行訓練の中止を申し入れる。

(2013年6月11日朝刊掲載)

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