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不発弾の撤去へ 警戒区域を指定 光 住民は一時避難

 光市の日鉄ステンレス山口製造所の敷地内で見つかった不発弾を巡り、市は対策本部会議を開き、21日に信管を取り除いて撤去すると決めた。当日は半径約300メートルを警戒区域とし、市民たちを一時避難させる。

 信管は爆弾を破裂させる装置で、午前9時から陸上自衛隊中部方面後方支援隊(京都市)が撤去する。警戒区域内には関係者を除き午前8時から作業が終わるまで入れない。終了時間は未定。区域内の住民約270人と約42事業所の従業員たちに向け、市内6カ所に避難所を設ける。市役所も区域内のため当日の市本部は光地区消防組合に置く。国道188号の約1・3キロ区間も通行止めとする。

 不発弾は米国製の250キロ。9月23日、同製造所が崩れた斜面の修復中に見つけた。

(2021年11月5日朝刊掲載)

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