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250キロの不発弾 光市内で発見 陸自きょう確認

 山口県光市は23日、同市中央5丁目の日鉄ステンレス山口製造所の敷地内で米国製の不発弾1発が見つかったと発表した。24日、陸上自衛隊の不発弾処理隊が確認作業をする。

 市や光署によると、爆弾は直径35センチ、長さ120センチ、重さ250キロ。23日午前、敷地境界の安全掘削工事中に作業員が見つけた。爆発の危険性はないとみられる。

 現場は市役所の西約300メートルで、周辺には民家が集まっている。戦前、爆弾や魚雷を製造した旧海軍の光海軍工廠(こうしょう)が置かれ、1945年8月14日の米軍の空襲で、748人の犠牲者が出て施設の7割が破壊された。

(2021年9月24日朝刊掲載)

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