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平和公園訪れ 慰霊碑に献花

 韓国の姜昌一駐日大使が18日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、慰霊碑に献花した。朝鮮半島出身者を含む原爆犠牲者を追悼した。

 姜氏は与党「共に民主党」所属の4選の元議員で、今年1月に着任した。林始興(イム・シフン)駐広島韓国総領事や在日本大韓民国民団(民団)広島県地方本部の団員たちの案内で同公園を巡り、韓国人原爆犠牲者慰霊碑と原爆慰霊碑に花を手向けた。

 姜氏は献花後、「北朝鮮の核問題が脅威になっている時だからこそ、韓日両国がより手を取り合いたい」と朝鮮半島の非核化への決意を新たにしていた。19日には同区の広島国際会議場での講演会に登壇し、「新時代における韓日関係の展望」をテーマに講演する予定。

(2021年11月19日朝刊掲載)

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