
中国新聞ジュニアライターと米国のNPO法人「1Future」は、被爆樹木をテーマにした紙芝居を作るため、広島市東区の安楽寺を訪問。被爆イチョウの前で登世岡浩治前住職から当時の話を聞いた。後日、米国人映像作家に手伝ってもらい、紙芝居を作った。

原爆資料館(広島市中区)が所蔵する被爆資料をあらゆる角度から撮影し、最新の3D映像に仕上げる作業に米国人アーティストのキャノン・ハーシーさん(42)たちが取り組んでいる。完成した画像の一部を、10月22日~11月2日に旧日本銀行広島支店で主催する「ゼロプロジェクト広島」で上映する。

本通り商店街で建て替えが進む広島アンデルセンの新店舗に旧店舗から切り出した被爆外壁を取り付ける工事が完了した。夫の俊介さん(2001年死去)と1948年8月にアンデルセングループを創業した高木彬子さん(94)に旧店舗への思いなどを聞いた。(聞き手は桑島美帆)
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百貨店の福屋(広島市中区)は創業90周年を迎えた10月1日、被爆建物の八丁堀本店に、同社と広島の街の歩みを紹介する展示スペースを開設した。被爆時の店舗の外壁の一部も公開している。

原爆資料館(広島市中区)の「ヒロシマピースボランティア」の活動が今年で20周年を迎えた。30~88歳の202人が登録し、館内展示の解説や平和記念公園にある慰霊碑のガイドを担っている。

基町高(広島市中区)創造表現コースの2年生が、小倉桂子さん(82)から被爆体験や復興の様子を聞き取り、紙芝居と絵本を作っている。小さな子どもたちの心に届けようと、残酷な描写は避け、柔らかい雰囲気の絵を心掛けた。小倉さんは、今後の証言活動で活用していく。