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　中山士朗さん（なかやま・しろう＝被爆者、作家）１２日、上行結腸がんのため大分県別府市の自宅で死去、９１歳。広島市出身。葬儀は２３日午後２時半から東京都調布市西つつじケ丘２の３０の１、延浄寺で。喪主は姉高橋和子（たかはし・かずこ）さん。

　広島県立広島第一中学校（現国泰寺高）在学中に爆心地から約１・５キロの鶴見橋付近で被爆。６８年に短編集「死の影」を出版した。９３年の「原爆亭折ふし」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。

（２０２２年１０月２２日朝刊掲載）

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