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連載 被爆70年

被爆者アンケート

被爆70年の節目に向け中国新聞社は2014年秋、全国被爆者アンケートを実施しました。アンケートを依頼した被爆者の半数近い1526人から郵送で回答を得ました。このうち、アンケートの最後に設けた自由記述欄に、800人を超す被爆者が文をつづり、寄せてこられました。A4判の3分の2程度のスペースに核兵器廃絶や不戦への思いを託す人が目立ちました。文中のメッセージや決意の部分を中心に約460通を、このサイト上で紹介します。

  • 韓国(0)
  • 北米(0)
  • 南米(0)
  • 若者(0)

メッセージを求めた問いは以下です。

被爆70年になろうとする今も、膨大な核兵器が世界に存在し、紛争やテロも絶えません。原爆・戦争をめぐる記憶も世代交代とともに薄れているといわれます。若い世代に託したいこと、伝えたいことを自由に記入してください。

アンケートは2014年9月中旬から11月中旬にかけ、日本被団協の地方組織がある43都道府県(山形、滋賀、奈良、徳島県以外)の協力を得て実施しました。この地方組織などを経由し、計3273人に発送しました。ご協力いただいた地方組織、被爆者の方々にこの場を借り、御礼申し上げます。

※閲覧上のご注意
メッセージは趣旨を踏まえた上で要約したり、句読点を補ったりした場合もあります。掲載はメッセージ部分に絞り、体験記の部分は割愛させていただきました。さらにメッセージの明確さを考慮し、重複した内容は可能な限り避けるよう掲載しております。また紙面で使う新聞用語には統一せず、表現は極力、原文のままで掲載しております。ご理解ください。

なお今後、別途実施した海外在住被爆者へのアンケート、日米の若者(高校生)を対象にしたアンケートの記述も、順次紹介する予定です。