被爆者アンケート
被爆70年の節目に向け中国新聞社は2014年秋、全国被爆者アンケートを実施しました。アンケートを依頼した被爆者の半数近い1526人から郵送で回答を得ました。このうち、アンケートの最後に設けた自由記述欄に、800人を超す被爆者が文をつづり、寄せてこられました。A4判の3分の2程度のスペースに核兵器廃絶や不戦への思いを託す人が目立ちました。文中のメッセージや決意の部分を中心に約460通を、このサイト上で紹介します。
- 北海道(4)
- 青森県(9)
- 岩手県(3)
- 宮城県(10)
- 秋田県(2)
- 山形県(0)
- 福島県(5)
- 栃木県(5)
- 群馬県(1)
- 埼玉県(9)
- 千葉県(13)
- 神奈川県(10)
- 新潟県(4)
- 富山県(3)
- 石川県(4)
- 福井県(1)
- 山梨県(7)
- 長野県(18)
- 岐阜県(4)
- 静岡県(7)
- 愛知県(5)
- 三重県(4)
- 滋賀県(0)
- 京都府(6)
- 大阪府(12)
- 兵庫県(30)
- 奈良県(0)
- 和歌山県(13)
- 鳥取県(6)
- 島根県(5)
- 岡山県(39)
- 山口県(9)
- 徳島県(0)
- 香川県(2)
- 愛媛県(4)
- 高知県(1)
- 福岡県(11)
- 佐賀県(5)
- 熊本県(8)
- 大分県(3)
- 宮崎県(1)
- 鹿児島県(3)
- 沖縄県(3)
- 都道府県不明(4)
- 韓国(0)
- 北米(0)
- 南米(0)
- 若者(0)
メッセージを求めた問いは以下です。
被爆70年になろうとする今も、膨大な核兵器が世界に存在し、紛争やテロも絶えません。原爆・戦争をめぐる記憶も世代交代とともに薄れているといわれます。若い世代に託したいこと、伝えたいことを自由に記入してください。
アンケートは2014年9月中旬から11月中旬にかけ、日本被団協の地方組織がある43都道府県(山形、滋賀、奈良、徳島県以外)の協力を得て実施しました。この地方組織などを経由し、計3273人に発送しました。ご協力いただいた地方組織、被爆者の方々にこの場を借り、御礼申し上げます。
※閲覧上のご注意
メッセージは趣旨を踏まえた上で要約したり、句読点を補ったりした場合もあります。掲載はメッセージ部分に絞り、体験記の部分は割愛させていただきました。さらにメッセージの明確さを考慮し、重複した内容は可能な限り避けるよう掲載しております。また紙面で使う新聞用語には統一せず、表現は極力、原文のままで掲載しております。ご理解ください。
なお今後、別途実施した海外在住被爆者へのアンケート、日米の若者(高校生)を対象にしたアンケートの記述も、順次紹介する予定です。