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連載・特集

知られざるヒバクシャ 劣化ウラン弾の実態 第3部

■特別編集委員 田城明

 湾岸戦争やイラク戦争などで使用された劣化ウラン弾。広がる人体、環境への影響に国際的関心も高まっている。米・英・イラクなどで取材し、2000年に連載した「知られざるヒバクシャ 劣化ウラン弾の実態」は、本格的なリポートとして今もその意義を失っていない。

第3部 汚された大地 (米国)

<1> 暴露 放射能兵器を試射 内部告発受け確信

<2> 少数派住民 生活防衛 口つぐむ 被抑圧の歴史映す

<3> オープンエア 大気中での実射否定 標的に戦車使わず

<4> 核依存体質 州、大学・企業後押し 監視機能が働かず

<5> 負の遺産 80年重なる汚染深刻 健康調査は未着手

<6> 武器廃棄所 処分量「湾岸戦争」の20倍 爆破音に住民不安

<7> 闘病家族 妻と娘 次々に発病 「爆破中止」軍を提訴

劣化ウラン弾関連施設

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