連載・特集

■特別編集委員　田城明

　湾岸戦争やイラク戦争などで使用された劣化ウラン弾。広がる人体、環境への影響に国際的関心も高まっている。米・英・イラクなどで取材し、２０００年に連載した「知られざるヒバクシャ　劣化ウラン弾の実態」は、本格的なリポートとして今もその意義を失っていない。

第５部　戦場国の爪痕（イラク）

＜１＞放射線治療　施設は国内2ヵ所　待つ間に死亡例も

＜２＞環境汚染　南部で今なお深刻　調査の科学者訴え

＜３＞医師の苦悩　がん増加 救命に全力　足らぬ医療機器・薬

＜４＞湾岸退役兵　戦争後 突然の病魔　白血病・リンパ腫…

＜５＞先天性異常　退役兵の子に多発　際立つ死産・短命

＜６＞女性医師　同僚も次々乳がん　住民の将来に不安

＜７＞国境地帯　戦車の残がい今も　多い病人・障害児

＜８＞調査センター　被害裏付け情報収集　国際的協力求める

Special Reports　がん　子どもたち襲う

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