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被爆地広島 地元紙の原爆平和記事

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  • 緑地帯 黒住(國本)奏 平和を学ぶ旅①

    25年5月28日 連載・特集

     広島で生まれ育った私の周りには、いつも「平和」という言葉があった。学校では平和教育の時間があり、1945年の広島、長崎で何が起きたのかを学び考える中で、「平和」という言葉をごく当たり前に使っていた。海外に暮らし、外から広島を見たとき、私の故郷は、世界中で知られる場所「ヒロシマ」で、その存在を再び見つめ直すようになっていった。  私は現在、広島市内の大学の非常勤講師や平和教育プログラムのディレク...

  • 25年6月3日 連載・特集

    緑地帯 黒住(國本)奏 平和を学ぶ旅④

     国の予算を軍事ではなく教育や社会福祉に使い、軍隊を持たず平和主義を貫いている国コスタリカ。そこに紛争解決と平和構築に特化した大学院の国連平和大学がある。「平和...

  • 25年5月30日 連載・特集

    緑地帯 黒住(國本)奏 平和を学ぶ旅③

     2015年、広島で世界核被害者フォーラムが開催された。アメリカ先住民アコマプエブロのペトゥーチ・ギルバートさんは、故郷の近くにあるウラン鉱山での健康被害や環境...

  • 25年5月29日 連載・特集

    緑地帯 黒住(國本)奏 平和を学ぶ旅②

     本川沿いに並ぶ夾竹桃(きょうちくとう)の木々が赤や白の花をつけ始めると、今年もヒロシマの夏がやってくるのだなあと思う。広島の再生を象徴するこの花は、英語でオリ...

  • 25年5月22日 連載・特集

    [ヒロシマドキュメント 被爆80年] 2002年8月1日 追悼祈念館開館

    遺影や体験記 保存・公開  2002年8月1日。広島市中区の平和記念公園に、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が開館した。原爆資料館などを設計した丹下健三さ...

  • 25年5月21日 連載・特集

    現在地 広島サミットから2年 <下> 若い力

    「惨状伝える」思いを強く 発信力 被爆者の希望  「私たちの活動はどんな意味があるんでしょう」。広島なぎさ高2年の河村波音さん(16)=広島市佐伯区=は...

  • 25年5月20日 連載・特集

    現在地 広島サミットから2年 <上> かすむ核なき世界

     広島市で初めて先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれて2年がたつ。2023年5月19~21日、核兵器保有国を含む参加国のトップたちが平和記念公園(中区)を...

  • 『書評』 郷土の本 被爆伝える広場 創った日独市民

    25年6月1日 社説・コラム

     ドイツ・ベルリン郊外ポツダムに被爆地の名を冠した広場がある。「ヒロシマ・ナガサキ広場」。歴史の教訓を胸に刻もうと、日独市民が手を携え、創った空間だ。その歩みを、ベルリン在住のジャーナリストふくもとまさおさん(68)が「『小さな平和』を求めて」にまとめた。自身も関わってきた草の根の取り組みを、現地の息遣いとともに伝えている。  広場は1945年のポツダム会談の際、トルーマン米大統領(当時)が滞在...

  • 25年6月3日 社説・コラム

    天風録 『「原爆スラム」の息遣い』

     表の間はAの所有で裏口はBのもの、その横にはCの表札がかかっているという具合―。被爆者の戦後を作家らがルポした1965年刊「この世界の片隅で」に文沢隆一さんが...

  • 25年6月1日 社説・コラム

    天風録 『気象庁150年』

     気象衛星やスーパーコンピューターの技術が進化しても、今なお「手描き」と知り驚いた。天気予報で目にする天気図は気象庁の担当者がパソコン上で地図に書き込み発表して...

  • 25年5月31日 社説・コラム

    『潮流』 記憶の束

    ■論説委員 森田裕美  ずしりと重い小包を開くと、上質な紙に刷られた雑誌の束が現れた。1月に亡くなった詩人で女性史研究者の堀場清子さんが1982~2002...

  • 25年5月28日 社説・コラム

    朝凪(あさなぎ) 仏壇にある小さな石

     今月、すでに他界している祖父宛ての封書が実家に届いた。比島戦没者慰霊顕彰会-。差出人を見てある光景を思い出した。鹿児島の海岸から眺めた波立つ東シナ海。そして、...

  • 25年5月25日 社説・コラム

    社説 イスラエルの強硬姿勢 ガザでの殺りく即刻やめよ

     パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍が新たに大規模攻撃を開始し、連日多数の命を奪っている。ガザの保健当局によると、2023年10月の戦闘開始以降、ガザ側の死者...

  • 25年5月21日 社説・コラム

    朝凪(あさなぎ) 被爆体験を書くことは

     「私の体験は大したことないので」。被爆80年を時系列でたどる連載「ヒロシマ ドキュメント」を担当していて、被爆者や遺族に取材のお願いをした際の返事でよく聞く。...

ピックアップ

  • 広島原爆の視覚的資料
  • 松重 美人さんが見たヒロシマ
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  • 広島の空白-街並み再現-
  • 被爆前の広島
  • まんが 被爆地の新聞社
  • 被爆75年プロジェクト 原爆ドームの3Dデータ
  • 1945 原爆と中国新聞
  • ヒロシマの空白 被爆75年
  • 平和記念公園を歩く

証言 記憶を受け継ぐ

『記憶を受け継ぐ』 原田敬二さんー幼さ残る女学生「水を」
『記憶を受け継ぐ』 清水弘士さんー「空白の10年」伝える
『記憶を受け継ぐ』 本谷量治さん―「生き残った」苦悩抱える
『記憶を受け継ぐ』 金花子さん―負った「二重の苦しみ」
『記憶を受け継ぐ』 矢野美耶古さん―生き残り 自分を責めた
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ジュニアライター発信

中国新聞ジュニアライターの中高生

『ジュニアライター発』 朗読劇「第二県女」を見て 想像した原作者の信念

 大阪のグループによる朗読劇(ろうどくげき)「広島第二県女(けんじょ)二年西組」が5月中旬(ちゅうじゅん)、広島市中区で上演(じょうえん)されました。原爆投下時に爆心地から約1キロの雑魚場(ざこば)町(現中区)で建物疎開(そかい)作業をしていた広島県立広島第二高等女学校(現皆実(みなみ)高)2年の生徒たちを追った作品です。  被爆死した生徒のうち本地文枝(ほんじふみえ)さんのエピソードが特に心に

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動画で平和発信

2025ひろしまフラワーフェスティバル 中国新聞ジュニアライターの発表

 中国新聞ジュニアライターが5月3日、平和記念公園(広島市中区)のカーネーションに登場。「声で届ける平和」をテーマに、原爆詩と自分たちで作った詩を朗読し、ウクライナからの避難者や崇徳高(西区)新聞部の生徒と「アオギリのうた」を合唱した。...

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遺品 無言の証人

中国軍管区司令部で被爆した八木さんの革脚絆=1973年、八木実さん寄贈(撮影・山田尚弘)

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学ぼうヒロシマ
平和学習新聞

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