被爆地広島 地元紙の原爆平和記事
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[被団協ノーベル平和賞] 「命ある限り」決意新た 広島の7団体 共同声明を発表
24年10月18日 ニュース日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を受け、広島の被爆者7団体は17日、広島市役所で記者会見し、共同声明を発表した。被爆者の長年の運動が認められたと喜び、核兵器廃絶へ「命ある限り訴え続ける」と決意を新たにした。広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)は授賞式出席に意欲を示した。 共同声明は、苦難の中、被爆者運動に力を尽くした先人たちに感謝。ロシアやイスラエルによる「核の脅し」に触れ、...
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24年10月18日 ニュース
原爆資料館入館者が最多 初の年200万人超えか 本年度上半期 平和賞受賞で加速も
原爆資料館(広島市中区)の本年度上半期(4~9月)の入館者数が118万8065人に上り、年間で過去最多だった昨年度の同期より15%増えたことが17日、市の集計...
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24年10月18日 ニュース
[ヒロシマドキュメント 1945年] 10月中旬 講堂で看護 外に火葬跡
1945年10月中旬。草津国民学校(現広島市西区の草津小)の講堂には、床に伏す被爆者の姿があった。戦時災害保護法に基づく2カ月の救護期間は5日に終わっていたが...
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24年10月17日 ニュース
[被団協ノーベル平和賞] 被爆者の声 世界に届けて 代表委員 田中さん
受賞決定後初 若者へ訴え ノーベル平和賞に決まった日本被団協の代表委員を務める田中熙巳(てるみ)さん(92)=埼玉県新座市=が16日、さいたま市...
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24年10月17日 社説・コラム
[歩く 聞く 考える] 特別論説委員 宮崎智三 日本被団協にノーベル平和賞
薄氷の上の抑止論 抜け出さねば 日本被団協のノーベル平和賞受賞が決まった。1990年代から四半世紀余り、取材現場で被爆者に関わってきた筆者にとってさえも...
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24年10月17日 ニュース
2月開催 被爆80年国際フォーラム 首相らの招待計画 核兵器をなくす日本キャンペーン
一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」は15日夜、広島市中区で記者会見を開いた。日本政府に2030年までに核兵器禁止条約へ加盟するよう求めており、25...
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24年10月17日 ニュース
[ヒロシマドキュメント 1945年] 10月16~17日 似島の海岸に「千人塚」
1945年10月16~17日。爆心地から約10キロ南の広島湾の離島、似島(現広島市南区)の海岸に、「千人塚」と墨で書かれた墓標が立てられていた。原爆投下直後に...
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[被団協ノーベル平和賞] 「命ある限り」決意新た 広島の7団体 共同声明を発表
24年10月18日 ニュース日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を受け、広島の被爆者7団体は17日、広島市役所で記者会見し、共同声明を発表した。被爆者の長年の運動が認められたと喜び、核兵器廃絶へ「命ある限り訴え続ける」と決意を新たにした。広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)は授賞式出席に意欲を示した。 共同声明は、苦難の中、被爆者運動に力を尽くした先人たちに感謝。ロシアやイスラエルによる「核の脅し」に触れ、...
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24年10月18日 ニュース
原爆資料館入館者が最多 初の年200万人超えか 本年度上半期 平和賞受賞で加速も
原爆資料館(広島市中区)の本年度上半期(4~9月)の入館者数が118万8065人に上り、年間で過去最多だった昨年度の同期より15%増えたことが17日、市の集計...
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24年10月18日 ニュース
[ヒロシマドキュメント 1945年] 10月中旬 講堂で看護 外に火葬跡
1945年10月中旬。草津国民学校(現広島市西区の草津小)の講堂には、床に伏す被爆者の姿があった。戦時災害保護法に基づく2カ月の救護期間は5日に終わっていたが...
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24年10月17日 ニュース
[被団協ノーベル平和賞] 被爆者の声 世界に届けて 代表委員 田中さん
受賞決定後初 若者へ訴え ノーベル平和賞に決まった日本被団協の代表委員を務める田中熙巳(てるみ)さん(92)=埼玉県新座市=が16日、さいたま市...
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24年10月17日 ニュース
2月開催 被爆80年国際フォーラム 首相らの招待計画 核兵器をなくす日本キャンペーン
一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」は15日夜、広島市中区で記者会見を開いた。日本政府に2030年までに核兵器禁止条約へ加盟するよう求めており、25...
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24年10月17日 ニュース
[ヒロシマドキュメント 1945年] 10月16~17日 似島の海岸に「千人塚」
1945年10月16~17日。爆心地から約10キロ南の広島湾の離島、似島(現広島市南区)の海岸に、「千人塚」と墨で書かれた墓標が立てられていた。原爆投下直後に...
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24年10月16日 ニュース
長岡さん遺影登録 原爆資料館 初代館長 平和祈念館
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(広島市中区)は15日、原爆資料館の初代館長を務めた長岡省吾さん(1973年に71歳で死去)の遺影を登録したと発表した。 ...
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緊急連載 被団協ノーベル平和賞 <下> 核なき未来へ 継承急務
24年10月14日 連載・特集地方組織 先細り続く 日本被団協のノーベル平和賞受賞決定の反響が国内外に広がった12日。原爆資料館(広島市中区)で、核や平和について考える市民講座が市などの主催で始まった。 約70人の受講者を前に、舟入高3年の岡田蓮さん(18)と森田嶺さん(18)は7月にスイス・ジュネーブであった核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会に参加し、世界の同世代と交流を深めた様子などを発...
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24年10月13日 連載・特集
緊急連載 被団協ノーベル平和賞 <中> 「絶対悪」知らしめた先人
声なき声背負い活動 「長い間やってきたことをようやく認めてもらえたようでうれしい」。被爆者の阿部静子さん(97)=広島市南区=は、日本被団協へのノー...
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24年10月12日 連載・特集
緊急連載 被団協ノーベル平和賞 <上> 奮闘の歩み つなぐ思い
傷さらし 体験伝える 11日午後6時過ぎ、広島市役所。「うそみたいだ」。ノーベル平和賞の受賞発表の瞬間を見守った日本被団協代表委員で広島県被団協の箕牧(...
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24年10月10日
連載・特集
緑地帯 石原香絵 地域のフィルムは地域で守る⑧
映画フィルムは文化遺産だと信じたいが、一般的にそのような理解が得られているかというと心もとない。国指定の重要文化財「紅葉狩」「史劇楠公訣別」「小林富次郎葬儀」...
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24年10月9日
連載・特集
緑地帯 石原香絵 地域のフィルムは地域で守る⑦
映画上映の主流がフィルムからデジタルへと移行した時期に前後して、韓国、中国、台湾のフィルムアーカイブは軒並み最新設備を整え、目覚ましい発展を遂げた。東南アジア...
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24年10月9日 連載・特集
声 セミパラチンスクからヒロシマへ <下> 「架け橋」
ヒロシマ 核被害地の模範 期待の声への姿勢問われる カザフスタン・セメイ市(旧セミパラチンスク市)の公園に、きのこ雲の下で抱き...
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24年10月8日
連載・特集
緑地帯 石原香絵 地域のフィルムは地域で守る⑥
この春、旧知のフィルムアーキビスト森宗厚子さんが広島市映像文化ライブラリーの映像文化専門官に着任した。各地で映画上映の経験を積んできた彼女がキャリアの集大成の...
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[歩く 聞く 考える] 特別論説委員 宮崎智三 日本被団協にノーベル平和賞
24年10月17日 社説・コラム薄氷の上の抑止論 抜け出さねば 日本被団協のノーベル平和賞受賞が決まった。1990年代から四半世紀余り、取材現場で被爆者に関わってきた筆者にとってさえも、この上ない喜びだ。 被爆者運動の長年の苦労がようやく報われたという感慨が湧いてくる。同時に、何か焦りのような気持ちも感じる。 核兵器の使用は道徳的に許されない。そんな国際的「禁忌」を醸成させたのだから平和賞は当然で...
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24年10月16日
社説・コラム
社説 衆院選公示 政治への信頼取り戻せるか
第50回衆院選がきのう公示され、27日の投開票日に向けて選挙戦が始まった。与野党が政治改革などを争点に論戦を繰り広げる。 今回の選挙の意義は、石破茂首...
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24年10月14日
社説・コラム
社説 あすから新聞週間 事実掘り下げる役割重い
新聞週間が15日始まる。折しも衆院選の公示日と重なった。自民党派閥の裏金事件に象徴される「政治とカネ」の問題を、最大の争点に押し上げたのは国民の怒りだ。 ...
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24年10月12日
社説・コラム
天風録 『核と人類は共存できない』
よっぽど、たまげたのだろう。地元広島の被爆者は、自分の頰をつねっていた。「日本被団協にノーベル平和賞」という大ニュースがきのう飛び込んできた▲被爆から半世紀、...
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24年10月12日
社説・コラム
社説 日本被団協に平和賞 「核兵器なき世界」への力に
核兵器が再び使われることがあってはならない―。被爆者の訴えと行動が、ついに世界に通じた。 被爆者の全国組織、日本被団協が今年のノーベル平和賞に選ばれた...
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24年10月7日
社説・コラム
天風録 『ガザ人道危機1年』
きのうで2万8916日が過ぎた。広島に原爆が落とされてからの日数である。原爆資料館東館の地球平和監視時計が刻み続けている。西暦とは別の、ヒロシマ暦(れき)とで...
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24年10月7日 社説・コラム
[A Book for Peace 森田裕美 この一冊] 「伝言」 中脇初枝著(講談社)
「気づいた」責任果たす 時はアジア太平洋戦争末期。物語は少女の語りで始まる。〈将校さんはおっしゃった。「これから行う作業は軍事秘密である。決してだれにも...
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証言 記憶を受け継ぐ
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ジュニアライター発信
中国新聞ジュニアライターの中高生
『ジュニアライター発』 フィリピン研修 スラム街 貧困の現実学ぶ
広島学院中(広島市西区)のフィリピン研修で8月、マニラ首都圏ケソン市にあるスラム街を訪(たず)ねました。 このスラム街には、ごみ袋(ぶくろ)が積み上げられていて、強烈(きょうれつ)なにおいが鼻をつきました。ここで暮(く)らす人たちは、ごみ袋の中身を分別し、売れるものを売って生計を立てているそうです。不衛生な環境(かんきょう)で、生きるために必死で働いている人たちの姿(すがた)が強く印象に
記事一覧動画で平和発信
トロント市民へ、平岡敬さんからのメッセージ
被爆79年の8月6日(現地時間)、サーロー節子さんたちがカナダ・トロント市庁舎前広場で開いた集会で放映された平岡敬・元広島市長のメッセージ動画です(撮影・山田尚弘) 記事はこちら...
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