被爆地広島 地元紙の原爆平和記事
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[ヒロシマドキュメント 1945年] 11月6日 住宅木材や薪炭不足
24年11月6日 ニュース被爆から3カ月の1945年11月6日。中国新聞は2面で「罹災(りさい)民の冬をどうする」の見出しを掲げ、寒さをしのぐために重要な物資が不足する現状を記事で伝えた。 一つは住宅再建に必要な木材。広島県は半壊家屋などの修理用木材約50万石(約14万立方メートル)の確保を目指していた。ただ、供給を担う「広島県地方木材統制株式会社」の手持ちは3分の1以下の約14万~15万石だった。広島市で5千戸...
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24年11月6日 ニュース
平和関連48ヵ所スタンプラリー 広島市、30日まで開催
広島市は、平和関連施設を巡るデジタルスタンプラリー「ピースパズル」を展開している。30日まで、スタンプの獲得数に応じて、抽選で広島の特産品などを贈る。周遊を促...
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24年11月6日 ニュース
[被団協ノーベル平和賞] 高校生大使 来月オスロに 授賞式に合わせ派遣決定
広島、長崎の市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は5日、ノルウェー・オスロで12月10日にある日本被団協へのノーベル平和賞授賞式に合わせ、第27代大使の基町高...
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24年11月6日
ニュース
広島市原爆被害者の会 結成40年を記念 活動の歩み回顧 9日 中区で集い
広島市原爆被害者の会は9日午後1時半から、結成40年を記念した集いを大手町平和ビル(中区)で開く。会の歩みを振り返り、今後を展望する。会員だけでなく、広く参加...
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24年11月6日 ニュース
遺骨帰る 親子79年ぶり再会 父がシベリア抑留病死 東広島の向井さん 母を思い涙「きっと安心」
終戦後、シベリア抑留中に33歳で病死した向井一三(いっそう)さん=東広島市八本松町出身=の遺骨が、同町で暮らす次男の哲朗さん(81)の元へ帰ってきた。厚生労働...
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24年11月6日 ニュース
[被団協ノーベル平和賞] 受賞決定 横断幕で伝える 広島県組織の事務所に掲出
広島県被団協(箕牧(みまき)智之理事長)は5日、加盟する日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を伝える横断幕を広島市中区の事務所に掲げた。 入り口の手すり...
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24年11月6日 ニュース
AI疑似対話装置 広島市が製作 被爆証言映像を撮影 小中高生13人が質問
人工知能(AI)を活用して画面上の被爆者と疑似対話ができる装置の製作で、広島市は5日、被爆者の山本定男さん(93)=東区=の証言映像を撮影した。小中高生も参加...
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[ヒロシマドキュメント 1945年] 11月6日 住宅木材や薪炭不足
24年11月6日 ニュース被爆から3カ月の1945年11月6日。中国新聞は2面で「罹災(りさい)民の冬をどうする」の見出しを掲げ、寒さをしのぐために重要な物資が不足する現状を記事で伝えた。 一つは住宅再建に必要な木材。広島県は半壊家屋などの修理用木材約50万石(約14万立方メートル)の確保を目指していた。ただ、供給を担う「広島県地方木材統制株式会社」の手持ちは3分の1以下の約14万~15万石だった。広島市で5千戸...
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24年11月6日 ニュース
平和関連48ヵ所スタンプラリー 広島市、30日まで開催
広島市は、平和関連施設を巡るデジタルスタンプラリー「ピースパズル」を展開している。30日まで、スタンプの獲得数に応じて、抽選で広島の特産品などを贈る。周遊を促...
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24年11月6日 ニュース
[被団協ノーベル平和賞] 高校生大使 来月オスロに 授賞式に合わせ派遣決定
広島、長崎の市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は5日、ノルウェー・オスロで12月10日にある日本被団協へのノーベル平和賞授賞式に合わせ、第27代大使の基町高...
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24年11月6日
ニュース
広島市原爆被害者の会 結成40年を記念 活動の歩み回顧 9日 中区で集い
広島市原爆被害者の会は9日午後1時半から、結成40年を記念した集いを大手町平和ビル(中区)で開く。会の歩みを振り返り、今後を展望する。会員だけでなく、広く参加...
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24年11月6日 ニュース
遺骨帰る 親子79年ぶり再会 父がシベリア抑留病死 東広島の向井さん 母を思い涙「きっと安心」
終戦後、シベリア抑留中に33歳で病死した向井一三(いっそう)さん=東広島市八本松町出身=の遺骨が、同町で暮らす次男の哲朗さん(81)の元へ帰ってきた。厚生労働...
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24年11月6日 ニュース
[被団協ノーベル平和賞] 受賞決定 横断幕で伝える 広島県組織の事務所に掲出
広島県被団協(箕牧(みまき)智之理事長)は5日、加盟する日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を伝える横断幕を広島市中区の事務所に掲げた。 入り口の手すり...
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24年11月6日 ニュース
AI疑似対話装置 広島市が製作 被爆証言映像を撮影 小中高生13人が質問
人工知能(AI)を活用して画面上の被爆者と疑似対話ができる装置の製作で、広島市は5日、被爆者の山本定男さん(93)=東区=の証言映像を撮影した。小中高生も参加...
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ノーベル平和賞と被団協 取材者の証言 <1> 元論説主幹 江種則貴
24年11月4日 連載・特集原水爆「被害者」 意味の深さ 藤居平一さんに諭されて この人がいたからこそ今回のノーベル平和賞受賞が実現した。そんな功労者をあえて3人に絞るとすれば、やはりこの人は外せないだろう。 被爆者運動の黎明(れいめい)期をけん引し、日本被団協初代事務局長を務めた藤居平一さん(1915~96年)。「まどうてくれ(元に戻してくれ)」の広島弁で粘り強く、被爆者や遺族の援護を国に...
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24年11月4日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第6部 インタビュー <5> 大和ミュージアム館長 戸高一成氏(76)
市民との間に信頼関係 多様な意見に耳傾けて ―海上自衛隊と呉の関係をどう見ていますか。 呉の海自は、明治時代にこの地に旧海軍が来て...
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24年11月3日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第6部 インタビュー <4> 元海上幕僚長 杉本正彦氏(72)
呉は輸送・補給のハブ 防衛拠点の整備 合理的 ―海上自衛隊呉地方隊や呉基地の特徴は何でしょうか。 旧海軍時代、呉には工廠(こうしょ...
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24年11月2日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第6部 インタビュー <3> 呉地区平和委員会事務局長 森芳郎氏(82)
情報開示の姿勢後退 防衛費増 怖い前線基地化 ―海上自衛隊をどう見ていますか。 一番に願うのは「開かれた組織」になること。この...
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24年10月31日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第6部 インタビュー <1> 海上自衛隊呉地方総監 福田達也氏(57)
市や地域経済と相互協力 活動円滑化へ情報公開も 政府が「防衛力の抜本的な強化」を掲げ、防衛費を増額させる中、7月に創設70年となった海上自衛隊呉地...
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24年10月30日 連載・特集
この人の〝反核〟 <9> 杉村春子(俳優、1906~97年) 「今を生きる」決然の舞台
先輩俳優の被爆死 悼み続け 杉村春子は広島市に生まれ、上京して劇団文学座を長く率いた名優だ。主人公の布引けいを947回演じた「女の一生」(作・森本薫...
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24年10月21日 連載・特集
グローバル・ヒバクシャ 考える 来月30日 研究者・映画監督・市民ら国際シンポ
被爆地から核被害とらえ直す 広島市立大広島平和研究所(平和研)と中国新聞社、長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)は11月30日、国際シンポジウム「...
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[歩く 聞く 考える] 衆院選と核なき世界 平和賞が問う被爆国の責任 広島大平和センター長 川野徳幸さん
24年10月30日 社説・コラム日本被団協のノーベル平和賞受賞決定は、衆院選の公示直前というタイミングだった。衆院選は「核兵器のない世界」への関心を政治レベルで高め、「唯一の戦争被爆国」の役割を考えるきっかけになったのか。広島大平和センター長の川野徳幸さん(58)に聞いた。(論説主幹・山中和久、写真・浜岡学) ―衆院選をどう見ましたか。 被団協の受賞決定後に行われた与野党党首の討論会で、核兵器禁止条約への...
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24年11月3日
社説・コラム
天風録 『ゴジラ70年』
70年前のきょう歴史に残る映画が封切られた。「ゴジラ」。水爆実験で南の海を追われた巨大な怪物が東京を襲い、放射能の熱線を吐いて破壊の限りを尽くす。その8カ月前...
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24年10月30日
社説・コラム
天風録 『一日一善』
その広島の少女は79年前の8月5日の日記に書いた。転校してきた級友に勉強を教え、川遊びに行ったことを。「これからも一日一善と言ふことをまもらうと思ふ」。高等女...
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24年10月24日
社説・コラム
『潮流』 「ラン友」の亡き父
■ヒロシマ平和メディアセンター長 金崎由美 「日本被団協にノーベル平和賞」の一報が入った11日、震える思いで関連記事を一気に書いた。すると翌日、朝刊を読...
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24年10月22日
社説・コラム
社説 ’24衆院選 安全保障・外交 防衛力強化の是非 論じよ
衆院選は終盤戦に入る。自民党総裁選から続く短期決戦ではやはり「政治とカネ」が大きな争点だが、日本の安全保障と外交の現状が問われていることも忘れたくない。 ...
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24年10月21日
社説・コラム
天風録 『広島じゃズ』
童謡「むすんでひらいて」には数奇な歴史がある。作曲はフランスの思想家ルソー。日本に賛美歌として伝わり、戦時中は軍歌に。〽見わたせば寄せてくる 敵の大軍面白や~...
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24年10月20日
社説・コラム
天風録 『戦争と子どもたち』
広島への原爆投下で傷ついた人たち。カメラを向けたが、ファインダーが涙で曇ってしまった。何とかシャッターを切って貴重な写真を残した。そのカメラマン故松重美人(よ...
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ジュニアライター発信
中国新聞ジュニアライターの中高生
『ジュニアライター発』 フィリピン研修 スラム街 貧困の現実学ぶ
広島学院中(広島市西区)のフィリピン研修で8月、マニラ首都圏ケソン市にあるスラム街を訪(たず)ねました。 このスラム街には、ごみ袋(ぶくろ)が積み上げられていて、強烈(きょうれつ)なにおいが鼻をつきました。ここで暮(く)らす人たちは、ごみ袋の中身を分別し、売れるものを売って生計を立てているそうです。不衛生な環境(かんきょう)で、生きるために必死で働いている人たちの姿(すがた)が強く印象に
記事一覧動画で平和発信
トロント市民へ、平岡敬さんからのメッセージ
被爆79年の8月6日(現地時間)、サーロー節子さんたちがカナダ・トロント市庁舎前広場で開いた集会で放映された平岡敬・元広島市長のメッセージ動画です(撮影・山田尚弘) 記事はこちら...
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