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被爆地広島 地元紙の原爆平和記事

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  • オスロの灯 被団協ノーベル平和賞 <上> 被爆者の言葉 世界に響く

    24年12月13日 連載・特集

     ノーベル平和賞を受賞した被爆者の全国組織、日本被団協は、ノルウェー・オスロから、核兵器も戦争もない社会へ共に考え、行動するよう世界へメッセージを発した。被爆者たちが営々と掲げてきたその灯(ともしび)を、国際社会や次代を担う若者たちはどう受け継ぐのか。オスロで追った。  日本被団協の3人の代表委員を待つオスロ市庁舎のホールに、広島市の平和記念式典で歌い継がれる「ひろしま平和の歌」の鐘の音...

  • 24年12月12日 連載・特集

    決意の日 誓いの火 被団協ノーベル平和賞授賞式

    撮影・浜岡学 (2024年12月12日朝刊掲載) 「核軍縮へ保有国に圧力」 ノーベル平和賞 被団協とノルウェー首相決意 関係者らオスロで...

  • 24年12月12日 連載・特集

    緑地帯 玉本英子 ウクライナ 戦火の地で④

     「私たちは代々、戦争や抑圧の中で苦労してきました」。そう話すのは、ウクライナ南部オデッサでコリアンレストランを営む38歳のウラジミール・キムさんだ。彼は「高麗...

  • 24年12月11日 連載・特集

    緑地帯 玉本英子 ウクライナ 戦火の地で③

     ウクライナ南部オデッサのホテルに滞在していた今年3月。突然、夜空に爆発音が何度も響き渡った。飛来したロシア軍の自爆攻撃型ドローンを迎撃する、ウクライナ軍の対空...

  • 24年12月10日 連載・特集

    被爆者の言葉 世界を駆ける 被団協ノーベル平和賞

     1956年8月に結成した日本被団協は、核兵器保有国を含む世界各国に被爆者を派遣し、米軍の原爆によりもたらされた広島、長崎の惨禍を伝えてきた。被団協のみならず、...

  • 24年12月10日 連載・特集

    ノーベル平和賞と被団協 取材者の証言 <6> 元特別編集委員 西本雅実

    「生きていてよかった」世界に 国家ではなく人間の立場で考える  日本被団協の始まりを伝える写真があった。広島でいち早く声を上げた被爆者らが、...

  • 24年12月10日 連載・特集

    緑地帯 玉本英子 ウクライナ 戦火の地で②

     ウクライナ南部オデッサの18歳の学生ダーシャさんは、「鬼滅の刃(やいば)」の大ファンだ。登場人物の竈門禰豆子(かまどねずこ)のコスプレをして、交流サイト(SN...

  • [A Book for Peace 森田裕美 この一冊] 「原爆詩集」峠三吉著(岩波文庫)

    24年12月10日 社説・コラム

    にんげんをかえせ 原点の叫び  子どもの頃は良さが分からなかった。まっすぐな言葉がスローガンのようで怖かったのだ。大人になって読み返し、雷に打たれたような衝撃を受けた。〈ちちをかえせ ははをかえせ〉で始まる有名な詩は「序」で詩集の入り口に過ぎない。そこから言葉の力で、読む者をきのこ雲の下の惨状に引き込んでいく。  峠三吉が生前刊行したたった1冊の自選詩集である。初版は1951年9月刊。...

  • 24年12月13日 社説・コラム

    朝凪(あさなぎ) 記憶のディテール残す

     被爆直後の広島で大人たちが「玉音放送」に涙していた時、近くの空き地で美しいチマチョゴリ姿の女性が高らかに跳ねていた―。当時14歳だった被爆者矢野美耶古(みやこ...

  • 24年12月12日 社説・コラム

    天風録 『核廃絶のバトン』

     南米に伝わる民話がある。森の火事で動物たちが逃げ惑う中、1羽のハチドリが川から水をすくい、1滴ずつ炎に落としていく。笑われても「私は、私にできることをする」と...

  • 24年12月12日 社説・コラム

    社説 アサド政権崩壊 混乱収束 国際社会で支えよ

     内戦が続くシリアで、アサド大統領の政権が崩壊した。反体制派が攻勢をかけ、首都ダマスカスを掌握。親子2代で半世紀以上続いた独裁体制が終焉(しゅうえん)した。 ...

  • 24年12月11日 社説・コラム

    天風録 『目に焼き付いた戦争』

     関心が薄れていた人も多いだろう。シリア情勢に。アサド政権が崩壊した。半世紀以上続いた独裁体制。それを反体制派があっという間、10日ほどで打ち倒す。ロシアやイラ...

  • 24年12月11日 社説・コラム

    社説 被団協とノーベル賞 核廃絶 理想ではなく現実に

     広島と長崎の原爆の惨禍を証言し、「ふたたび被爆者をつくるな」と国際社会に核兵器廃絶を訴えてきた日本被団協にきのう、ノーベル平和賞が贈られた。  非人道的...

  • 24年12月10日 社説・コラム

    天風録 『ヒダンキョウの同志』

     東京・夢の島の第五福竜丸展示館で1枚の寄せ書きを見たことがある。70年前のビキニ水爆実験で被曝(ひばく)した久保山愛吉さんの死を悼み、ある大学生協で働く有志が...

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『記憶を受け継ぐ』 矢野美耶古さん―生き残り 自分を責めた
『記憶を受け継ぐ』 吉田章枝さん―頭蓋骨を抱き泣いた母
『記憶を受け継ぐ』 三登登美枝さん―父失い 胎内の子も被爆
『記憶を受け継ぐ』 河野キヨ美さん―原爆の絵 少年らを代弁
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中国新聞ジュニアライターの中高生

[ジュニアライターがゆく] 広める 守る 被爆樹木

 原爆の熱線や爆風(ばくふう)、放射線(ほうしゃせん)にさらされながら79年間生きてきた「被爆樹木」。広島市は、爆心地(ばくしんち)からおおむね2キロ以内で被爆した159本を登録しています。これらを大切に育てるとともに、被爆樹木から採取した種や、種から育てた苗木(なえぎ)を平和のシンボルとして世界に広めている人たちがいます。中国新聞ジュニアライターは、さまざまに行われている取り組みの一部を取材しま

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動画で平和発信

トロント市民へ、平岡敬さんからのメッセージ

 被爆79年の8月6日(現地時間)、サーロー節子さんたちがカナダ・トロント市庁舎前広場で開いた集会で放映された平岡敬・元広島市長のメッセージ動画です(撮影・山田尚弘) 記事はこちら...

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遺品 無言の証人

竪田さんの鉄かぶと。家族が遺骨や遺品を入れて持ち帰った(2004年、山内満子さん寄贈、撮影・山田尚弘)

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平和学習新聞

2022年度改訂版